結構前に車を当て逃げされて凹んだままになっていた部分がジワジワ錆びてきたのでやっと修理に出しました。
息子が食べたおにぎりの米粒が車内に散乱したままだったなー、掃除しとけばよかったな―、と後悔しているからくり屋永匠堂です、こんにちは。
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さて。
からくり屋永匠堂が参加している十六日町山車組の山車小屋がある長者まつりんぐ広場。
ここでは十六日町山車組も含め3つの山車組が作業しています。
向かって左から
- 鍛冶町附祭若者連
- 十六日町山車組
- 糠塚附祭組
この3つの山車組が2016年の八戸三社大祭に向け、とうとう本格的に山車作りを開始しました。
それぞれの山車が定位置に
十六日町山車組
十六日町山車組の山車は4月中旬、一足お先に定位置へと移動していました。
やっぱり山車が小屋の真ん中にあると落ち着きます。なんででしょうね?
この状態で山車左右に作業スペースや保管スペースを設営していきます。
鍛冶町附祭若者連
鍛冶町さんも山車を定位置へ。
こっそり今年の山車絵を見せてもらいましたが、なかなか意外というか予想外というか。
この題材でこういう構図!?とワクワクする山車絵です。
鍛治町さんもこの2016年の題材に向け、昨年の山車の解体を始めたかと思ったらあっという間に山車の上は綺麗サッパリ片付いていました。
糠塚附祭組
そして糠塚さん、山車移動中!
山車製作オフシーズン中は糠塚さんのスペースに山車3台を寄せます。
そのため糠塚さんの山車が定位置に移動するのに一番急旋回が必要です。
大変そうですね…。
いつも凄いと思う糠塚さんの団結力。山車を小屋から外に出すとみんなで一斉に掃き掃除開始!
そしてババっとシートを敷くまでの早さがびっくりしました。
こうして2016年の八戸三社大祭に向け、3つの山車組の山車が定位置へと移動を終えました。
十六日町山車組の山車 解体開始
山車の左右に作業スペースや保管スペースがある程度整ったので、十六日町山車組でも昨年の山車「鳴神」の解体を始めます。
特大龍の取付方法確認
昨年、取り付けるのも物凄く大変だった中段の特大龍。
たぶん解体においても一番大変なんじゃないかと予想しています。
中段のせり上がり、動く部分に付いているので念には念を入れて取り付けたことだけは覚えているのですが
具体的なことはさっぱり思い出せません。
まるで疑惑のある政治家のようです。
そこで「去年の自分」が何をやったか確認のため山車の上へ。
あれ…。
目で見ても思い出せない…。
「あー!こうやったなー!」ってなりません。自分の記憶障害を疑いたくなります。
少々手荒い角度調整の仕方をしてますが、思ってた以上に念には念が入ってました。
そして一番びっくりしたのが、なんとボルト固定箇所を外せば特大龍を取り外せる構造になってる!
「去年の自分」はなぜか親切でした。
これでなんとなく外し方のプランは立ちました。
あとは人数勝負!
下段の滝を撤去
てことで特大龍の取り外しはまた後日人数が揃っている時に延期して、下段の滝の解体に着手です。
この滝がないと特大龍を持つのも楽になりそうですからね。
最初は山車の上で解体しようかと思っていたんですが、裏側に回って改めて見てみると簡単にまるごとガバッと外せそう。
そこでガバッと外して山車から降ろして解体する方針へ変更。
ビスを20本弱外すと4人ほどで持ち上げ、山車から下ろすことができました。
滝がない山車のスカスカ感がすごい。
左右回転の飾りもほとんど外されてかなり見通しがよくなってきました!
滝ぶっこわし大会
ここからは全員で滝の分解作業開始です!
何かに取り憑かれたかのようにハンマーを振るう女や虚ろな目で板をバッキバキ割っていく男、なし崩し的に手伝う流れになってしまった鍛治町さんのスタッフ(ありがとうございます)、他の人がビスを外したら倒れた木材がヒットする製作責任者、そしてビスと共に空回りする木材で遊ぶからくり屋永匠堂。
みんなでワイワイ滝ぶっこわし。
みんな色々ストレス溜まってるんだな…と思いました。
さああとは特大龍と上段の滝。
これを外せば、昨年の飾りについてはほぼ解体完了になります。
しかし今年は側面の壁も撤去して新作予定なのでまだまだ解体作業は続きます。
鍛冶町附祭若者連も糠塚附祭組も十六日町山車組も。
今年も長者まつりんぐ広場の山車作り、始まりましたよ!
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