昨日、八戸の白山台ホーマックで買い物を終え駐車場の自分の車へと戻ってみると、側面からドアをぶつけられたらしくガッツリ凹んで一部塗装が剥げていました。
行き場のない怒りに歯ぎしりするからくり屋永匠堂です、こんにちは。
ぐぬぬぬぬ…
ちくしょ―――――!!
あそこまで凹んでると確実に「やった」とわかってるはずなので、わかりつつそのまま逃げたやつには何か天罰が下るはず。
爪を切ったら深爪になる、トイレに入ると紙がない、トリ糞直撃、コンビニでプリンを買ってもスプーンがもらえない、顔を洗ってる時に小指が鼻穴にズボッと入る、写真を撮ると9割は目をつぶってる、などなどの呪いがふりかかってしまえ!
対策としてはこういうものを車の全方向に向けて複数取り付けるしかないのでしょうか…。
さてさて、気を取り直して。
電脳からくり箱組み立てシリーズ
- 電脳からくり箱を組み立てる! 10年の友よ、さらば編
- 電脳からくり箱を組み立てる! 一同に集いし精鋭たち編
- 電脳からくり箱を組み立てる! 風よ吹き荒れろ編
- 電脳からくり箱を組み立てる! 知能よ知識よ集結せよ編
- 電脳からくり箱を組み立てる! 決戦のとき編
前回でとうとう全てのパーツがケースの中に収まりました。
今回は配線をつなぐ、結線のときです!
しかし一つ、大事な作業が残っていました。
ケースに増設した2つのファン。過剰なことはわかっています。
なのでできれば静かに回ってほしい。
むしろ必要ないときは回らないでほしい。
じゃあ何のために付けたんだって話ですがそりゃあ勢いってやつです。
今回購入したマザーボードには、ファンの回転をモニターしたりコントロールしたりできる差し込みが3箇所あります。
そのうち1つはCPUクーラーで、残りの2つは前面の吸気ファンと背面の排気ファンでそれぞれ使います。
なので増設した2つのファンは、別途ファンコントローラーを買わない限り電源直結となるわけですが、12V直結するとひたすら全力で回り続けるのでウルサイ。
そこでこの2つのファンの回転数を落としてON/OFFできるようにするための加工をします。
まずはこちら。
うわぁ汚い…。
旧PCで使っていた電源ユニット、これをイケニエに。
電源ユニットをスルッと分解してスイッチ部分を取り外し。
続いて新PCケースのフロントパネル、5インチベイのカバー1箇所にプチプチっと穴を開けます。
そしてスポッとスイッチをはめれば増設ファンON/OFFスイッチの完成。
次にこんなものを作ります。
「12Vのつもりでスイッチ経由して戻ってきたらいつの間にか5Vだった」ジョイント。
これを増設したファンと電源、そして先程のスイッチにササッとつなぐとあら不思議。
ファンを静かに回してON/OFFできる配線の出来上がり!
※注
ファンはもともと12V用なので、5Vの電圧では回らないものもあるようですが、運良くこの2つのファンは回りました。
12Vに5Vをぶつけて7Vの電圧を作る方法もありますが、12Vと5Vは全く別の回路になっているので別回路のグランドに落としてやるってのは危険ですし美しくありません。
5Vと12Vの間の能力が欲しいなら素直にファンコントローラーを使うべきだと思います。
さあお次は前面ファンと背面ファンですが、ここで問題発生!
うそ…!前面ファンの配線、短すぎっ…!
全くもって矢印の箇所の差し込みまで届く気配がありません。
しょうがないのでブツッと線をぶった切って延長。
あとはドライブ類やフロントのUSBやボタンなどの配線をカチカチっと繋いで終了!
配線終了した状態がこちら!
みかえs
裏面はこんな感じ。
とりあえずこれで山場を越えましたね。
さあ今回活躍した工具はこちら!
BEST TOOLの万能電工ペンチ。
ベストツールがどんなメーカーなのか、この工具をいつどこで買ったのか、よくわかりません(笑)
しかし結構長いこと愛用してますね。
リングスリーブの圧着も一応できますが、リングスリーブにはラチェット式の圧着を使っています。
こちらの万能電工ペンチは主に制御盤の中の配線をしたりするときに使ってます。
からくり屋永匠堂は写真に写っている「絶縁被覆付閉端接続子」をよく使うので、ストリッパーと被覆付きの圧着工具を兼ねているこの電工ペンチが使いやすいんです。
グリップ部分の太さや柔らかさなんかも手が痛くならない上にグッと力を入れやすい形状なので、「握りモノ」として合格点以上の造りになっています。
同じ構造のもので、有名ドコロから出てるのはこの辺りでしょうか。
さあ次回は電脳からくり箱組み立てシリーズ、最終回!
からくり屋永匠堂の新PC、仕上がりの全貌をお届けします!
最新情報をお届けします
Twitter でからくり屋永匠堂をフォローしよう!
Follow @eishoudou