お土産に貰った湧水亭の卯の花ドーナツうまーい!と感動のからくり屋永匠堂です、こんにちは。
しかもまた何日か後に買ってきてくれるって!ひゃっほーい!
ふわふわもちもちでちょーおいしい。
さて、十六日町山車組では先日パタンコを取り付けました。
その時の様子をご紹介します。
十六日町山車組
2018年のパタンコ取り付け
少し遅めの7月20に
十六日町山車組では毎年7月15日~7月20日くらいにパタンコを取り付けています。
2017年は7月16日に。
2016年は7月17日に。
そして今年は少し遅めの、でも計画通りの7月20日に取り付けました。
外したのは強風の日
少しさかのぼって、パタンコを下ろす日。
この日は強風だったため、山車小屋の中にクレーンを入れた状態で山車をバック、山車の後ろ半分が小屋に入った状態での吊り作業になりました。
一本吊りから二本吊りへ
十六日町山車組パタンコは、昨年から背面に「十六日町」の文字をあしらっています。浴衣にある文字を拡大しておこしたものです。
この十六日町の文字ですが、昨年はパタンコ取り付け後に人力で持ち上げ、パタンコの骨に固定しました。そして今年のパタンコ降ろしのときも、十六日町の文字を人力で外してからパタンコを吊りました。
現在のパタンコの骨は、2017年に新作したものですが、中央で一本吊りするように設計していました。
十六日町の文字を付け始めたのが2017年、骨を新作したのも2017年。
それなら文字を付けたまま吊れるように設計しろよって話ですが、そこはいろいろ事情と期間のズレが有りまして。
てことで、上の取り外しの写真では、パタンコを一本吊りしています。この一本吊りのための吊具も、数年前になかなかがんばって作ったものです。
大工担当オオホリさんと相談の上、今年もパタンコ取り付け後に人力で十六日町の文字を持ち上げてつけようという話をしていました。
ところが、パタンコ取付予定日の3日ほど前に、製作責任者からこんな言葉が。
「十六日町の文字付けてから吊れるようになんとかよろしく。」
えええっ、まじで!今から?
しょうがない、んじゃまあがんばりますかってことで、十六日町の文字の左右から二本吊りするための吊具を作りました。
パタンコが地上にあるときは、重心より高い位置にフックやシャックルをかけたりスリングやワイヤーを通すこともできるんですが、山車の上ではそうもいきません。
てことで、安全のために専用吊具を作ってるんですよね。
さあぶっつけ本番で新作吊具の投入です。
取り付け準備
今年は取り付けも夜にやろうってことになっていたので、お囃子練習が終わり子供やその保護者の方が帰るのを待って準備開始。人がいっぱいいると危ないですからね。
さて20時過ぎ。
製作責任者「そろそろパタンコ取り付けの準備始めて」
からくり屋永匠堂「了解です!」
吊具に錆止めを塗り始めるからくり屋永匠堂。塗ってなかったんだもん。
そこからかよ!みたいなツッコミは誰からも受けず少し寂しいからくり屋永匠堂。
さて錆止めも乾いたことで、準備完了!てことで取り付け開始!
パタンコ取り付け開始
さあ取り付け開始です!
赤錆止めを塗ったので少し見えにくいのですが、ここに吊具があります。
狙い通り、新作の二本吊り吊具はうまく機能しました。
ただし保管面ではけっこう邪魔です。そこはまあしょうがないってことで。
今年も無事にパタンコ取り付け完了。
そんなこんなで今年も無事にパタンコ取り付け完了。
山車を小屋に中に収め、仕掛けを上げてパタンコの様子を見てるときです。
燃え尽きちまってます。
うーん疲れ溜まってますね。
しかし、まさかパタンコを動かすための仕掛けが燃え尽きてしまうとは、このとき誰も予想していなかったのでした。
さて、みんなでがんばって作り、みんなで協力して取り付けたパタンコ。「動きませんでした」って訳にはいきません。
さて、仕掛け修理しますよ!
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