まだ冬タイヤのままのからくり屋永匠堂です、こんにちは。
今週中には変えよう…。

さてさて。
2016年の東北六魂祭、開催地は青森市。
開催日は6月25日・26日。
あと2ヶ月です!
東北六魂祭へ初参加となる八戸三社大祭の山車を製作中の長横町粋組の山車小屋に行ってきました。
八戸三社大祭の代表として東北六魂祭へ!
八戸市から青森市へ 出発は6月23日
東北六魂祭2016の会場となる青森市への運搬日は6月23日だそうです。
ある程度パーツを外した状態の山車を大型トレーラーに積み、100km弱の道のり。
23日から24日にかけて移動し、24日の一日で再度山車の組み立てを完了する予定とのこと。
そして25日と26日は東北六魂祭2016の本番。
製作日程もハードですが運搬から本番までの日程もかなりハードです。
長横町粋組はすでに本気モード
からくり屋永匠堂が長横町粋組の山車小屋にお邪魔したのは夜10時くらい。
しかも平日です。
しかし長横町粋組の山車小屋では煌々と照明が灯され絶賛作業中。
このとき7~8人の方で作業されていました。
残り2ヶ月を切ったというと八戸三社大祭の感覚で言うと6月に入ったような感じですね。
確かに6月に入ると山車作りシーズン真っ最中、平日も毎日作業コースになっていますよね。
山車は建物のリフォーム中
山車側では建物部分の改造や補修が行われています。
ボイド管の柱が新しく建ち、壁には紙貼をしている状態でした。
屋根の反り具合がかっこいいですねー。
長横町粋組の山車は片側2段、左右合わせて4段の回転舞台を備える仕掛けになっています。
ここがグワーッと開いて建物の全貌が見えるようになってるんですね。
八戸三社大祭の山車として、「建物山車」という呼び名が1つの型として八戸市のホームページや八戸市観光コンベンション協会のホームページでも紹介されています。
現在ではこの「型による分類」もあまり重要な意味はなくなってきているような気がしますが、長横町粋組の山車をあえて分類するなら「建物山車」になるんだと思います。
八戸三社大祭の山車の、主役ではないけれど大きな特徴のひとつ、建物の豪華さもぜひ魅せつけてやってください!
作業室では人形や衣装の製作中
さて作業室側では衣装や人形の制作が進んでいました。
カラッと並んだスポンサー提灯がいいですねー。
顔の在庫もたくさん並んでいます。
こちらではこの日2人の女性の方が作業されていました。
2015年の主役、和藤内の顔が置いてあります。
そしてその横にある特徴的な形の頭。
これは…!
題材は七福神
上の写真2枚を見ればもうおわかりですね!
東北六魂祭2016へ出陣する長横町粋組の山車、題材は七福神にまつわるものだそうです。
正式タイトルはまだ未定とのこと。
長横町粋組といえば七福神にまつわる山車は得意中の得意。
歴代の七福神にまつわる山車を色々な方が特集されています。
2006年には「女七福神」
:八戸三社大祭 山車愛好会さん
2007年には「七福神の祝い酒」
:山車絵師 夏坂流マニアの会 山車マニアックス 『夏組』さん
2008年には「(夢)鯛漁祈願」
:八戸三社大祭 山車愛好会さん
2010年には「女・七福神と十二支観音」
:八戸三社大祭 お祭りレポートさん
2011年には「陸は満作 浜は大漁 ~八戸復興祈願~」
:八戸三社大祭 お祭りレポートさん
2012年には「夢『宝船』」
:八戸三社大祭 お祭りレポートさん
2014年には「陸は満作・浜大漁 招福七福神」
:八戸三社大祭TVさん
このように伝家の宝刀とも言える七福神の山車で、長横町粋組は東北六魂祭に挑みます!
製作責任者はもちろんこの人
菅原鉄也さん。
長横町粋組の組頭であり、今年から長者山グループ祭友会の会長も務める菅原さん。
ハードなスケジュールの中でも山車作りを楽しんでいる長横町粋組の雰囲気を作っているのは、やっぱりこの方でしょう。
東北六魂祭2016まであと2ヶ月。
長横町粋組をみんなで応援しましょう!
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