桜が咲いてるのにこの寒さは何なんでしょうね?
昨日なんか少し高いところを通ったら軽く雪になっていましたよ。
桜に雪といえば歌舞伎の
「積恋雪関扉」(つもるこい ゆきのせきのと)
(通称:関の扉)
という演目を思い浮かべますが
最近はあまり山車の題材になったことないかも?
桜に雪ってところがすごく綺麗だし
どでかい斧を持った大男とか怪しい遊女とか出てきていいと思うのですが
登場人物が少ないので最近の八戸山車では選びにくい題材かもしれませんね。
逆に盛岡周辺の南部風流山車ではすごくいい題材な気もします。
八戸山車だと主役背景を桜にしたときの見返しとかに選ぶとかっこよさそうです。
少し調べたらに組山車組Takashiの徒然草さんのこちらの記事で紹介されてるのを見つけました。
どうやら昭和49年に十一日町龍組さんで制作して
その後久慈の本町山車組さんに貸出してるようですねー。
古い写真なので細かいところはわかりませんが
桜の大木に雪、そして桜の木の精の黒染とその仇の関兵衛が睨み合っているラストシーンのようです。
めっちゃくちゃかっこいいですねー!
ラストシーンでは2人とも変化して悪のラスボスvs恨みだらけのモノノケとなっていますので
その様相を龍が飛んでいることで表したのでしょうか?
この頃の山車は1台ごと、そしてその年ごとに全く型が変わってすごいですよね。
ぐわーっと橋が伸びてたり、どかーんと建物がデカかったり、ドッパーンと船が飛んでたり。
そういう破天荒っぷりも取り入れつつ、さらに現代の仕掛けも使って
大胆かつ優雅で豪華なかっこいい山車、造りたいですね!
最新情報をお届けします
Twitter でからくり屋永匠堂をフォローしよう!
Follow @eishoudou