十六日町山車組の山車小屋がある長者まつりんぐ広場ですが、お隣には鍛冶町附祭若者連さんがいらっしゃいます。
からくり屋永匠堂と十六日町山車組メンバーもちょいちょいお邪魔して世間話したり、鋼材や発砲スチロールなどの材料を貸し借りしたり、果物とかのおすそ分けもらったりと仲良くさせて頂いております。
製作責任者は皆さんご存知、鍛冶町さんの中で誰もが認める”親方”下崎雅之さんです。
菊人形の製作でも有名ですので、鍛冶町附祭若者連のみならず、三社大祭、さらには八戸の顔とも言える方です。むしろ青森県内でも有名かもしれません。
製作途中の山車をバックに笑顔の写真を頂きました。
子供にも本当に優しくて大人気の下崎さん。
いやほんと、イヤらしい言い方すると、「鍛冶町さんうめぇなぁ!」って思うんですよ、見てて。子供の扱い方というか乗せ方というか。やっぱり子供には分かるんですね、根の優しさが。
からくり屋永匠堂も下崎さんとお話してるとなんかホッコリします。
さてそんな鍛冶町さん、以前の記事でお伝えした通り今年から新しい台車で三社大祭に臨むわけですが、2年連続で上位入賞、そのうち昨年は7連覇の吹上山車組と同点2位ということで、注目度No.1!(からくり屋永匠堂調べ)
今年はどんな山車になるのか気になっている山車製作関係者が多いことと思います。
そこで!
からくり屋永匠堂がある極秘ルートから入手した2015年の鍛冶町さんの山車絵を大公開!
(うそです普通に下崎さんから掲載の許可を頂きました。)
さあ、いきますよ!
とくとご覧あれ!
山車絵部分拡大
今年は知盛が主役!
そして義経ネタはやっぱりワクワクしますよね!
波に飲まれる舟が右回転台から中段にかけて大きく配置されるみたいです。
上にある下崎さんの写真のバックにも舳先部分が写っていますね!
仕掛けの動きにどういう風に対応して、全開状態ではどんな風に見えるのか、ここらへんがからくり屋永匠堂が楽しみなところです!
また山車全体に取り付けられる、海戦の激しさを物語るような豪快に飛沫を上げる波ですが…
なんと!
板波、発泡波、そして竹で編んだ張り子波の3種類を場所によってバランスよく使うそうです!
このへんが古くからのワザを伝えつつ新しい技術との融合を取り入れて次世代につなげていく、山車製作過程も祭りの見せ場の一つと考え、その楽しさも含めて山車作りを次の世代へと伝えていこうという下崎さんのニクい演出ではないでしょうか。
昨今の三社大祭の山車の課題「軽量化」を視野に入れての台車更新、それにより今年はかなりの苦戦を強いられそう(というか隣で見ていて本当に大変そう)な鍛冶町さん、からくり屋永匠堂を含め十六日町山車組のメンバーも応援しています!
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