廿六日町におじゃましました


先日、仕掛けの製作と修理のお話をいただきまして

はじめて廿六日町山車組さんの山車制作場所におじゃましました。

 

八戸の方はご存知と思いますが廿六日町はニジュウロクニチマチと読みます。

そしてこの廿六日町山車組さんのササキさん

若手でありながらかなりの山車マニアと噂の人物でいらっしゃいます。

 

廿六日町山車組さんは八戸三社大祭の三社のうち神明宮グループに入っていますが

神明宮も廿六日町に面しており

廿六日町山車組さんは神明宮の境内で山車を造っているので

最も神明宮に近い山車組と言えるかもしれません。

 

ちなみに神明宮の祭神のうち主神は

神話に詳しくない方でも一度はその名を聞いたことがあると思います

日本の最高神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)

を祀っています。

おひさまの神様として有名ですね!

 

そして三社大祭の三社を題材にした祝い山車の場合

最高神として主役に配置されることも多い神様です。

 

そんな神様に見守れながら制作している廿六日町山車組さんですが

境内に山車を置いて制作している他に

消防団の屯所2階でも人形作りや発泡造形などの作業をされています。

 

そちらにもおじゃまして見学させて頂きました。

 

 

歴史のある顔や新しく作りなおした顔など

山車の命である人形が並んでいます。

 

そして今年の山車絵も見せて頂きました!

 

 

 

むちゃくちゃかっこいい!

 

そして見返し。

 

 

 

な、なんて

かっこいいんでしょう!

 

からくり屋永匠堂はこの山車絵を見せていただいたとき

あまりのかっこよさに鳥肌が立ちました。

 

 

現在、三社大祭の各山車組の山車絵は

その全てが公開される場がなくなってしまいましたが

この山車絵が世間に公開されることがないことを本当にもったいなく思います。

 

例えば青森ねぶたにはねぶた師によるねぶた絵がありますし

盛岡秋まつりには番付絵師による山車番付があります。

そしてそのどちらも一年を通して

ねぶたの家ワ・ラッセ

もりおか歴史文化館で見ることができます。

 

八戸でも盛岡の山車番付の風習を見習って

山車絵を印刷して一度各神社に奉納したうえで

門付の際に縁起物として返礼にするようにしたらいいのになぁ、と

からくり屋永匠堂は勝手に考えています。

 

そして八戸三社大祭の山車絵師もねぶた師のようなポジションになれば

その山車絵が書かれた返礼も門付で寄付を頂いた際のお返しとして

有り難みが増すんじゃないかなぁ、とも思います。

 

そして毎年山車絵の常設展示をどこかに!

 

この案、どう思います?

山車振興会とコンベンション協会に提案してみようかな?

 

 

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