2016年の十和田市秋まつりがもうすぐやってきます!
十和田市秋まつりのポスターや参加団体一覧などをご紹介します。
平成28年度 十和田市秋まつり
山車と太鼓車が
十和田の街を祭り色に染める3日間
十和田市秋まつりと言えば山車と太鼓車が別々になっているのが特徴です。
これは南部地方のお祭りとしては珍しいですよね。
青森県では青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多の「3大ねぶた」と言われるお祭りは3つとも太鼓車が別となっていますがそちらからの影響もあるのでしょうか。
神楽などでは太鼓車を使うことはよくありますが、山車のお囃子について別体の太鼓車があるのは十和田市秋まつりの特色と言えます。
どうでもいい話ですが、青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多を「3大ねぶた」ってまとめるの、なんか変じゃないですか? 3つともそれぞれ完全に一本立ちした全国的に有名な祭りだし、そもそも「3大ねぶた」と言っても「ねぶた・ねぷた・ねぷた」と、ねぶたって読むの1つしかないし! 以上どうでもいい話終わりです!
十和田囃子は今年で10週年!
「十和田囃子」として統一のお囃子が完成したのは2006年。
今年で10週年だそうです!
10週年おめでとうございます!
十和田囃子が完成するまでの経緯はこちら。
十和田囃子
十和田囃子は、それまで十和田市の秋まつりに統一のお囃子がなく、審査やお囃子の競演会では比べるのが困難になり、また、全参加団体で一緒に叩く事も出来ないという事から、秋まつりに新しい風を吹かせようと十和田市観光協会が十和田青年会議所に製作、普及を依頼し2006年(平成18年)に完成した。
作曲は、青森県のお祭りに詳しく、地域に根ざした活動をし、十和田のどのお祭り団体のお囃子にも偏る事のないという観点から青森市の日本郷土芸能研究保存会に依頼をした。曲調には「喧嘩太鼓」「進み太鼓」「休み太鼓」の3つがあり、待機中や運行中、競演など場面により使い分けされる。平成28年度十和田市秋まつり特設サイトより
2016十和田市秋まつり
ポスターと特設サイト
2016年の十和田市秋まつりポスターはこちら!
そして2016十和田市秋まつり特設サイトはこちら!
素晴らしい特設サイトで情報も満載ですね!
こちらの特設サイトでは十和田市秋まつりの日程や全参加団体と山車の紹介、十和田市秋まつりの歴史や参加者募集コーナーなどがあります。
参加団体の紹介動画も見ることができますよ!
全19団体
山車題名一覧
上記特設サイトでも紹介されていますが、こちらでも参加団体および山車の題名一覧を載せておきます。
切田創遊会
浦島太郎
今年は、浦島太郎を題材に制作しました。
海底にある竜宮城をイメージして、竜宮城の前で舞う付き人。また、浦島太郎・乙姫と太鼓・笛を演奏する子どもたちと一体となった太鼓山車を制作しました。
暗いニュースが流れるこの時代に、少しでも華やかな海底の世界が皆さんの目に映って気持ちも明るくなれれば幸いです。
中央町内会
太素の御所車
古式ゆかしき雅漂う二階建ての御所車に囃子方が乗り込み、威勢よく十和田囃子を奏でます。
御所車の後ろには安政六年初めて行われた三本木祭りに供された大行灯を再現しました。
稲生川上水を喜ぶ人々が映し出されています。
東部金崎
太鼓車のみ
若葉地区四町内会祭典委員会
義経千本桜
今回の山車のテーマは、「義経千本桜」です。後に悲劇の最期を遂げる源義経、その側室静御前、義経たちを騙そうとするキツネ、華麗に咲き乱れる千本の桜、それに船上で錨を肩に抱き、形相すさまじく挑む姿が迫力満点の壇ノ浦の戦いの名場面を黒を基調とした台上に展開する豪華絢爛な山車となりました。どうぞご覧ください。
公園街地区町内会連合会
鍾馗様と五つの節句
日本では季節の変わり目の祭事や行事を大切にしており今に受け継がれています。
人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)には陰になるとして、避邪の行事を行い、季節の旬の植物から生命力をもらってきました。
門神である鐘馗様を中心に五つ節句を山車に登場させております。皆様の邪気を払い、楽しい毎日を願うおめでたい山車に仕上げました。
南小稲祭典委員会
十和田湖伝説
南小稲祭典委員会では、町内会の青年部が主体となり、毎日夜遅くまで山車製作に取り組んでまいりました。
今年の題材は「十和田湖伝説」といたしまして、十和田湖の主である八郎太郎に、南祖坊が住家をめぐって闘いを挑むシーンを再現しております。伝説では、両者の激しい戦いであふれた水が鉄砲水となり、奥入瀬渓流を創ったとされております。
どうぞ、お楽しみください。
東小稲祭典委員会
八犬伝
歌舞伎でも有名な滝沢馬琴の原作「南総里見八犬伝」をモデルに東小稲らしい「八犬伝」を作りました。と八犬士、たまずさの怨霊と見どころが盛りだくさんです。
今年も人形・衣装・飾りつけもすべて手作りで、製作スタッフの他「子ども会」や「老人会」も参加し、少数精鋭で頑張りました。
寺向町内会
桃太郎の鬼退治
「桃太郎の鬼退治」勇猛果敢に鬼に立ち向かい、鬼を退治する。今年の山車は仕掛けを変更し、より鬼の存在感を大きくしました。
猿、キジ、犬と共に強大な鬼に立ち向かっていく、どんな恐怖にも負けない桃太郎のように、参加している子どもたちもなってほしいと願いを込め、製作いたしました。
西小稲祭典委員会
巌流島の戦い
一対一の真剣勝負といったとき、真っ先に浮かぶのが、二刀流の剣豪・宮本武蔵と、ツバメ返しの遣い手・佐々木小次郎、両者の巌流島の決闘ではないでしょうか。
両者の戦いが思い浮かぶような、リアルな山車に仕上がったと思います。
並木祭典会連合会
竜宮城
盛り上げ竜宮は豊穣の象徴とされております。
私たちは、乙姫や色とりどりの珊瑚、魚たちが舞う華やかな竜宮の風景を再現し、地域の繁栄や秋の収穫、健やかに日々を送れるよう祈願し、製作いたしました。
あけぼの祭典委員会
西遊記2016
天竺を目指す三蔵法師は自分の犯した罪を償うために取経の旅に出ました。
元々罪人だった孫悟空や猪八戒、沙悟浄、玉龍を弟子にし、行く手を阻む妖怪たちと戦いながら一行の成長や絆を深めていく物語です。
南町内会
真田丸忍群機略縦横の図
真田丸とは、真田信繁が大阪冬の陣にそなえ、南側平野口に築いた出城。このとき活躍したのが真田丸忍群の面々。味方の兵三千五百をほとんど失うことなく、策略をもって徳川方一万の兵を壊滅させたことで知られている。
真田丸城はその後の和睦で取り壊され、信繁は夏の陣で戦死するが、真田丸忍群の行方は定かでない。
のちの講談本「難波戦記」に真田幸村と真田十勇士として登場し、永く英雄として語り継がれてきた。
西茜会
加藤清正の虎退治
今年の題材は、「加藤清正の虎退治」です。
九州地方の震災復興を心から願い、九州・熊本城の城主、加藤清正を取り上げました。中央の虎を、加藤清正をはじめ周りの武将たちが捕え退治しようとする場面を描きました。山車の周りの細部まで隙間なく装飾された彫刻が、山車の完成度を更に引き立ててくれます。
子どもたちと一緒に作った最高傑作です。
上金崎町内会
道成寺『安珍・清姫の悲恋』
今年の太鼓山車は、道成寺物語「安珍と清姫の悲恋」と題し、清姫が炎の恋を燃やし、裏切られたと知るや大蛇となり、安珍を追い、最後は道成寺の鐘の中に逃げた安珍を焼き殺すという、クライマックスの壮絶な場面を、迫力と力量感あふれる構成で製作しました。
また、十和田囃子を演舞する子供たちの一生懸命な様子が観衆から良く見えるように、太鼓山車をフラットな二段形状にしました。
小太鼓・笛・手振り鉦と大太鼓の演技を、前後左右どちらからでもはっきりと見ることが出来て、さらに直接照明と間接照明のライトアップにより、太鼓山車としての全体装飾と配置構成を表現豊かに醸し出した製作・演出構成の太鼓山車です。
西十一番町町内会
百鬼夜行
今年の山車は「百鬼夜行」です。平安時代、夜な夜な化け物たちが京の都に出没。山車は怨霊となった菅原道真、祐姫ほか、たくさんの鬼神、妖魔、怨霊、妖怪。それに対するは陰陽師安倍晴明、源博雅。見返りには八犬伝。先導する太鼓車は昨年競演会で念願の初優勝に輝いた西十一番町ステージのお囃子をお楽しみ下さい。
元町ちとせ町内会祭典委員会
静御前の鼓奪違 妖狐現る
京へ帰る途中に従者に持ち物を取られた静御前。大事な鼓だけでも取り返そうと、妖狐に変身して取り返しに行く場面を再現してみました。
相坂上祭会
真田一族の野望
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と覇権が移りゆく戦国の世。
太平の世を迎える前に真田一族は、領土や城を失いながらも力だけではなく、知恵と決断により生き抜いて行く。 その生きざまは、一族の結束力があってこそのものでした。
今年の山車は、その真田一族を代表する真田十勇士が、生き生きと活躍する姿を表現しました。
馬に跨り天下を狙う真田幸村や、宙を舞う真田忍者・・・歴史の一場面を再現しました。
まつり徒三本木
太鼓車のみ
藤坂祭典会
龍虎の戦い
藤坂祭典会の今年の山車のテーマは「龍虎の戦い」です。
戦国時代「越後の龍」と言われた上杉謙信と「甲斐の虎」こと武田信玄の戦いをイメージしました。
龍虎の戦いには強い力を持つ敵同士が激しく争うという意味もありますので、龍と虎の持つ力強さが感じ取れる作品にしたいと思い製作しました。
19団体による山車と太鼓車が
十和田の通りを埋め尽くす!
19団体による豪華な山車と勇壮な太鼓車が十和田の通りを埋め尽くす!
平成28年度十和田市秋まつりが9月9日から始まります!
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