まもなく2016年の八戸三社大祭が開催されます!
山車を作っている側としてはもうちょっと待って欲しい気持ちもありますが(笑)
八戸三社大祭のお通りの日、8月1日に発行されている最速の写真集
「八戸三社大祭山車絵巻」
についてご紹介します。
八戸三社大祭山車絵巻
全27台の山車を収録
表紙には前年の山車
2015年版の表紙はこんな感じ。
2014年に最優秀賞を獲得した吹上山車組の山車「赤鍾馗 童子の成長 端午に願う」が表紙にレイアウトされています。
基本的に前年度の最優秀賞に輝いた山車を表紙にしているとのことです。
なので2016年の表紙は、2015年の吹上山車組の山車「新竹取物語 なよ竹のかぐや姫」になることは決まっているようですね。
写真は前夜祭
8月1日に発行するのでもちろん写真は前夜祭のものになります。
街の写真屋さんなどが発売する写真集は8月1日のお通りであったり、または7月31日の前夜祭であってもあたりが暗くなってからのものがほとんどです。
しかしこちらの「八戸三社大祭山車絵巻」写真集は前夜祭でもまだ明るい時間に撮影されていますので、細部までよく見える写真になっています。
また前夜祭での撮影なので、山車ができたてホヤホヤ、まだどこも壊れていない状態で撮影されています。
お通りだと一部の飾りが壊れたり取れちゃったりしていることもありますからね。
そういった意味でも山車の完全な姿を見ることができる写真集だと言えます。
ま、前夜祭出発前までに山車が完成していることが前提ですけどね。
(過去には前夜祭が終わって山車小屋に戻ってから徹夜で残ったパーツを取り付けお通りに間に合わせる、なんてことも…。)
サイズはA4版
大きくてとても見やすく綺麗な写真
中身をめくるとこんな風に大きな写真+山車の場面説明が掲載されています。
サイズ比較のために我が家のマスコットのうちの1つ、カグラくんに冊子の上に乗ってもらいました。
こんな感じで神明宮・おがみ神社・長者山新羅神社の順で3つのグループごと全27台の山車が掲載されています。
発行元:中長印刷のこだわり
前夜祭にどしゃ降りだったらどうするの?
前夜祭が雨だった場合、翌日のお通りで撮影するそうです。
発行元、中長印刷の社長さんによると
「やっぱり山車は開いてる状態撮んなきゃ!」
とおっしゃっていました。
その分発売日はずれますが、それでも必ず山車の全開状態を撮影することにしているそうです。
どうやって翌日発行しているの?
魔法のような早さで発売されるこの写真集。
これについては、こうするしかないだろうなぁと予想はしていましたがやはり!
- 前夜祭開始の狼煙が上がると同時に、カメラマン数名が手分けして全27台の山車をダッシュで撮影。
- データが集まり次第あらかじめ用意しておいたページ構成にはめ込み。
- そこから夜通しで製本・印刷作業。
- 翌朝完成した写真集を書店や市役所前のブースなどに配達
というハードスケジュール!
こうして”最速の写真集”「八戸三社大祭山車絵巻」は8月1日に店頭やブースに並んでいるという仕組み。
魔法なんかじゃない、人の努力によってこの奇跡の早さは実現してるんですね!
発行して10年 これからも続けていく
今年で発行を始めて10年になるそうです。
そしてこれからも、この奇跡の速さで、この綺麗な写真で続けていくとのこと。
素晴らしい写真集ですから、ずっとずっと続けていって欲しいですね!
「八戸三社大祭山車絵巻」写真集
販売場所
「八戸三社大祭山車絵巻」写真集の販売場所はこちらになります。
- 八戸市役所前「八戸観光コンベンション協会」ブース(八戸三社大祭期間中のみ)
- ポータルミュージアムはっち
- 伊吉書店・カネイリなど八戸市内有名書店
価格は800円(税込)と予想外に安いお値段です。
山車好きなら是非一冊
お土産や旅の思い出にもどうぞ
このこだわりを持って作られた素晴らしい写真集。
山車好きなら一冊持っておきたいところ。
そして観光で八戸三社大祭を見にいらした方は、お土産や旅の思い出にもぜひおすすめです!
「八戸三社大祭山車絵巻」写真集
ぜひお買い求めを!
そして中長印刷さん応援してます!
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