山車の下に潜った日は腕や膝に知らない傷がいっぱい増えてるからくり屋永匠堂です、こんにちは。
風呂に入ってから気づくんですよね。覚えのない傷。
前は通れた狭い隙間が通れない不思議。
さてさて、改造中の十六日町山車組の回転。
今回は完成した新回転の骨、そして次の工程がスタートするまでの様子をご紹介します。
回転大改造
骨完成、そして次の工程へ
前回は新回転の骨製作に着手した様子をご紹介しました。
今回は完成した骨のご紹介です。
新回転の骨製作開始
新回転の骨を製作開始。
それはもう鉄を切って鉄をくっつけて鉄を削って鉄を塗っての繰り返し。
それと合間合間に溶接のカス、スラグ取り。これがけっこう時間も労力も使うんです。
スラグの取りやすい溶接棒ならいいんですけど
仕掛けの大事な部分に使う溶接棒はスラグがほんとしぶといんですよね。
てことでからくり屋永匠堂は時間と労力を節約してエアを使いました。
新回転の骨製作途中の風景
さて、そんなこんなでひたすら鉄と向き合ってたんですが
製作途中の風景はというと…。
製作途中の写真なし!
イキオイで作りましたからね。
写真全く撮ってないです。
前回の「メインフレームになる角パイプも届きました!」画像の次には
息子の運動会の写真がドバァーーーーっとあって
その次にはもう回転の骨が出来上がってる写真でした。
てことで完成した骨のご紹介です。
新回転の骨、完成
さあこちらが完成した新回転の骨(山車右側)です。
なんだろう…なんかすごく何かに見つめられてる気がする…。
パ、パンダ!
パンダが気になって骨が全く入ってこない画像。
では反対側へ。
こちらは山車左側です。
うーん実にホネホネしい骨ですね。
山車右側の骨から作ったので、この時点で右回転には木のガワがすでに取り付けられています。
なので左側の骨で紹介していきますね。
こちらが回転軸とローラー部分。
反省点としてあげたはずですが相変わらずフルベアリング支持です。
前はネジ式による無段階高さ調整でしたが、一回決めたらそうそう動かさないってことがわかったので高さ調整はシム式に。
以前は2輪だったローラーを4輪にして、さらに荷重を分散させるとともに、アルミ板も取り替えました。このアルミ板が少しずつ潰れていってワダチができ、ローラーのレールになっていくのが狙いです。
そしてこのアルミ板の下には、なかなか補強を入れるのが難しい十六日町山車組の台車。そこで、前の骨と同様に力のかかり方を分散させて下方向にあまり強くかからないようにしました。
青い矢印が、骨からヒンジ部分にかかる力です。これを分解すると、緑と黄色の方向に力がかかり、下方向にかかる力は少なくなるって計算です。
こんな構造で台車の構造による強度不足をなんとかカバーしようという狙い。
新回転の骨はこんな作りにしました。
取っ手やロックの部分はこのあと少したってから作ることになります。
回転大改造は次の工程へ
さあ、骨はなんとかに完成。
さあ回転大改造は次の工程へと進んでいきます。
壁製作に着手!
さあ十六日町山車組の山車、新しい回転の壁はどんな感じに仕上がるんでしょう?
そして新しい骨は荷重に耐えられるのでしょうか?
色んな意味でドキドキです。
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