今回は八戸三社大祭の入賞常連、昨年は見事に3年連続となる優秀賞を獲得した吉田産業グループ山車組さんの山車絵をご紹介!
義経北方伝説「蝦夷渡海」
いやはや、やっぱり凄い。
山車絵は白黒なのに、前夜祭でライトアップされた色鮮やかな山車が目に浮かびます。
やっぱり名のある方が描く山車絵にはオーラがありますね・・・。
そして吉田産業グループ山車組さんが選んだ今年の題材は、八戸市民に大人気の義経北方伝説です。
源義経は実は平泉で死なず、北へと生きて逃れていきまた別の人生を送ったというロマン溢れるストーリーです。
織田信長にしても坂本龍馬にしても、英雄と呼ばれる人物には必ずと言っていいほど「実は生きていた」説がありますが、この義経北方伝説(義経北行伝説とも言いますね)のロマンとスケールは断然大きく、いかに日本人が義経を好きか、義経に生きていて欲しいかがわかります。
また水戸黄門で有名な水戸光圀が史書をまとめる際、この義経北方伝説の真偽を確かめるために数回にわたって調査団を派遣するなど、最近多く出版されているif歴史もの小説とは全く違う、リアリティ溢れるものなのです。
そしてこの「実は生きていた」源義経、八戸市にも立ち寄り数々の足跡を残し、ここから北を目指していくのです。
吉田産業グループ山車組さんと言えば、東北大震災のあった2011年以降、東北沿岸地域の復興を願うよう見事な祝い山車を続けて出してきました。
今年の山車は中央にこれまでのテイストを残しつつ、左右の回転舞台には弁慶ら義経側近がが荒々しく戦う様子が描かれています。
山車の「豪華さ」はもちろん維持しつつ、近年培った「華やかさ」に、さらに「かっこよさ」をプラスした山車になりそうです!
前夜祭での山車展示場所はもちろん吉田産業本店があり自社ビルでもある廿三日町のYSビルディング前。
やはり連続で優秀賞を獲得している山車組とあって、山車の周辺には人だかりができています。
ここからすごくどうでもいい話。
からくり屋永匠堂が昨年の前夜祭の日に吉田産業グループ山車組さんの山車を見ていたところ、あまりの山車の素晴らしさに花代を包みたい(ご祝儀を出したい)というおばあちゃんが、からくり屋永匠堂にお金を渡そうとしてきました。
焦るからくり屋永匠堂。やばい!このままではご祝儀詐欺になってしまう!
「私は違う山車組の者ですよ」と何度か説明しても、活気に沸く八戸三社大祭の前夜祭真っ最中、少し耳の遠くなっているおばあちゃんにはなかなか通じず、YSビルディングのテッペンに輝く「YS」の文字を指さして、「あのマークがついてる服を着ている人に渡して下さい」と大声で説明してやっとわかってもらえました。
感動したからと紅潮した面持ちでティッシュに包んだお金を渡そうとするあのおばあちゃん、今でも興奮していきいきとした表情を覚えています。
という、いかに吉田産業グループ山車組さんの山車が素晴らしいかというエピソードでした。
ちなみに頭の中で「受け取っちまえよ!」と囁くデビル屋永匠堂は出てきませんでした。
きっと昨年の題材、「三社の神々と福の神」からの浄化パワーですね!
さあそんな、今年も上位入賞が期待される吉田産業グループ山車組さん、完成お披露目がとても楽しみです!
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