夕方早めに山車小屋での作業を切り上げ、岩手県二戸市の金田一温泉にいってきました。
少し体が軽くなった気がするからくり屋永匠堂です、こんばんは。
風呂あがりのアイスうまっ!
しかしその夜、腹痛に悩むからくり屋永匠堂でした…。
さてさて、2015年の八戸三社大祭まで残り10日を切りラストスパートに入った十六日町山車組の山車作り。
からくり屋永匠堂はここに来て、なんと3日ほど溶接面をかぶっておりません!
何をしていたかというと…。
ベニヤで作った円盤に年輪を描く作業。
これがどこに付くのかというと…。
杉の大木が完成!
からくり屋永匠堂が楽しみにしていた大木作り、2本中1本が完成しました!
十六日町に店を構える秋田造花店の店主、秋田清さんが編み出した十六日町山車組の伝統製法にからくり屋永匠堂が改良を加え、軽量化に成功した「十六杉ver2.0」が完成です。
この大木、山車の上で地上4.5m近くまでそびえ立っているので、テッペンに付くあの年輪の円盤は誰にも見えません(笑)
からくり屋永匠堂がこんなどうでもいい細部にまでこだわった作業をしている一方で…。
人形師マツハシさんの作業の方はというと。
残りの顔が着々と完成へと近づいています!
そしてとうとう今年の主役、鳴神上人の衣装が完成!
からくり屋永匠堂が約2ヶ月前に作った鉄の骨がやっと衣装を纏います!
取り付けているのはエリナさん、イクコさん。
鳴神上人の怒りを表したこの衣装、デザインや色付けなども含め完成までに10人ほどのメンバーが関わってここまで来ました。
そしてこのあと取り付けまで含めると15人以上が関わることになります。
こうして製作メンバーの色々な思いがこもった衣装を、これまた数々の人の手で仕上げられてきた主役人形が身にまとう日がとうとうきました。
そして主役人形の取り付け!
今年の主役人形、十六日町山車組史上最大サイズとなります。
当然取り付け作業はすんなりとはいきません。
製作責任者で人形師のマツハシさんをはじめ、コムカイさん、スドウさん、トミサワさん、オオホリさん、モリフミくん、リュウタロウ、ユウマ、そしてからくり屋永匠堂のメンバーで主役人形を山車の上に乗せます。
とにかくデカイ。
顔や髪の毛、衣装などが汚れないよう最新の注意を払って隙間を縫うように山車上段、主役の取付軸へと運搬。
そしてとうとう!
主役人形が付きました!
スレスレです!
このデカヘッドが中段の動きにぶつからないかかなりきわどいクリアランス。
あとは山車の上での衣装の手直しと仕上げ、それと仕掛け同士の動きに干渉しないよう取り付け位置と角度の微調整を経て主役人形の取り付け作業が本当の完了となります。
ひとまずは主役人形が壇上に乗るという、大きな節目となる作業を終えることが出来ました。
さあ残りの日数は数えるほど、残りの作業は…
やっぱりいっぱいある…!
はい。
がんばります…!
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