十六日町山車組 お囃子の練習が始まりました


もし生まれ変わって、その人生でまた祭りに関わるとしたら、絶対に半袖で作業できるポジションを担当しようと思うからくり屋永匠堂です、こんばんは。

 

暑くなってきましたね。

それでもツナギを着ています。ヤケドはもっと熱いから(泣)

 

 

暑くなるはずです。もう7月です!

そして八戸の各山車組ではお囃子の練習が始まる時期です。

 

街並みが夕焼けに染まるころ、十六日町山車組の山車小屋がある長者まつりんぐ広場でもお囃子の練習が始まりました。

 

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お囃子が街に響き始めると、多くの山車製作者はプレッシャーを感じ始めるかと思います。

そしてどの山車小屋も遅くまで明かりが灯るようになっていきます。

 

そんな中、十六日町山車組ではさらに小さな龍を量産中。

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そして人形の顔も仕上げ工程に入るものが増えてきました。

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そして今年の取り付け作業の大一番、特大龍の取り付けを目前に控え、首と胴体の接合手術です。

 

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いやこれがまた大変でした!

からくり屋永匠堂の計算ミスというか、安全のためがっちり固定しようという気持ちが強すぎて、挿入部分のクリアランス不足。

最終的にかなりの圧入状態になってしまい、こりゃ絶対に抜けねーなってレベルで固定されました。

 

っていうかぶっちゃけガンガンぶっ叩いて突っ込みました。

 

8人位で押したり引いたり叩いたり。

からくり屋永匠堂は何十回、何百回とハンマーを振りました。

もう途中から完全に後には引けない状態に。

なんとか胴体と首が密着するところまで入り、今夜は接着剤の乾燥待ち状態で小屋を後にしてきました。

 

今日は願い事をしながら布団に入ろうと思います。

 

明日、からくり屋永匠堂の肩が上がりますように。

変なところが筋肉痛になりませんように。

 

そしてこの特大龍が、無事に山車の上に乗りますように。

 

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