からくり屋永匠堂、家族旅行を兼ねて山車祭りの研修にいって参りました。
今はとんでもない脚のダルさに苦しんでおります。
普段はほとんど安全靴を履いているからくり屋永匠堂ですが、今回の研修旅行ではかなりの歩行距離が予想されたのでこちらの靴を新調。かなり軽量で足の疲れも大幅に軽減できたと思います。
さて2泊3日の研修旅行でしたが、間もなく5歳の息子を抱っこしたりおんぶしたり肩車したり。
けっこうハードな旅程でした。
秋~春の期間は運動不足になるのは山車製作に関わる者のサガと言いますか、まあそうでもない方もいらっしゃるとは思いますが、からくり屋永匠堂は思いっきり運動不足の中での旅行でしたので、最後の方は息子を肩車する時かなりヒーヒー言ってました。
でも妻と息子(と私自身)が大はしゃぎの大喜びだったので疲れも全く気になりませんけどね!
とは言えこれは
からくり屋永匠堂としての研修旅行
でもあります。
資料として残すためしっかりと色んな写真を撮り
今後の山車製作の糧とすべく
勉強してまいりました。
それでは見学してきた城や山車の写真をご紹介いたします!
まずは後ろに月が浮かぶ城。
いかがですか?
こちらの城は昼も写真を撮りましたが、夜のほうが夜空を背景にぽっかり浮かぶ姿がなんとも印象的でこちらの写真を載せることにしました。
城の造りは三社大祭や南部地域の山車にはあまり似合わないかもしれませんが、その壮大さと幻想的な雰囲気は山車を作る上で目標にしたいと思わせられるものでした。
続いては山車の写真です。
なんと3人…いや3匹で山車を引いています!
かなりの軽量山車だと思います。
題材は盛岡のさんさ踊りでしょうか?
なんとこの巨大な人形、からくり人形となってまして太鼓を叩く腕が上下する仕掛けになっていました。
こちらはなんとも大胆な配置。
山車の後部に配置した主役(しかも2人!)より前方の準主役の方を高い位置に配置するという斬新さ。
最近の三社大祭の山車ではまずやらない配置ですが、もしこんな配置をしたら一番目立つかもしれません。
こちらはびっくりするくらい巨大な象を前方に配置。
前方の回転舞台に巨大な動物を配置してインパクトを持たせるのは三社大祭の山車でも常套手段ですね。
しかもこの象
なんと鼻が左右に動きます!
これは仕掛け的にもインパクト大!
なんということでしょう!?
この山車はもはや五所川原の立佞武多並みに全長が高く、観客もかなりの角度で見上げる形になっています。
そしてこの山車は圧倒的に人気がありました。
地元に伝わる有名な伝説や人物をモチーフにしているのか、はたまた有名なねぶた師や山車絵師、山車人形師が手がけているのか。
他の山車に比べ完成や拍手が凄まじくその人気は熱狂的とも言えるほどでした。
定型化していない様々な様相の山車は全く観客を飽きさせません。
そのチャレンジ精神だけでもかなりハッとさせられます。
やはり
研修に来てよかった
と実感するからくり屋永匠堂でした!
まだまだ続く2015からくり屋永匠堂研修旅行。
お楽しみに!
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