三社大祭が終わってから異常に眠いからくり屋永匠堂です、こんばんは。
寝ても寝てもまだ眠い…。

さて八戸三社大祭が終わりひとときの休息。
からくり屋永匠堂は製作期間中の埋め合わせをするべく5歳の息子とじゃれあっています。
そんな息子から猛烈なリクエスト。
「剣つくってちょーだい。」
うちの息子が剣というと、基本的に日本刀です。
道具一式も十六日町山車組の山車小屋から自分の工房に持ち帰ったので、できないことはない…。
少し考えていると息子からトドメの一言。
「おとーちゃんは職人さんだからなんでも上手に作っちゃうよね?」
なんて持ち上げ上手なんでしょう!?
我が子ながら恐るべき世渡りの才能です。
よーし!
おとーちゃんつくったる!
ってことで普段やらない発泡作業です。
本当は2部ベニヤを使いたかったのですが在庫がなく、1部ベニヤを使ったので少し強度に問題があります…。
ツバはその辺にあった8mmの板から削りました。
そして完成!
製作時間約1時間半。
材料を全く準備せずに着手したので、柄には新聞や雑誌などの資源ゴミを束ねるための紙ヒモです。
ツバは息子のリクエストで四角っぽいデザイン。
こうして完成した刀、出来栄えについては山車製作の小道具担当の方々が作るものに比べればかなり稚拙なものですが、発注者の息子がもの凄く喜んでいるので大成功です。
さてさて。
道具を紹介するブログと言っておきながらあまり紹介できていないのでここらで紹介してみます。
今回の刀製作で大活躍したのがこれ。
自在バイス。
モノを挟んだ状態でどんな角度でも固定できます。
今回は柄の紙ヒモを巻いて接着する時や、刀身にアルミテープを貼るときに活躍しました。
からくり屋永匠堂の普段の作業では、主に基板やコネクタへのハンダ付け作業で活躍しています。
ハンダ付けって導線・ハンダ・ハンダゴテの3つや、母材・導線・ハンダゴテの3つを持ちたい場合が多いけどけど1つ手が足りない。
そこでこの自在バイスに1つ持ってもらうわけです。
それに少し傾いているとハンダを盛りやすい時って多いんですよね。
あとはこの自在バイス、からくり屋永匠堂は4つ持っているので、「ちょっとこれをこの角度で持ってて!」ってのをこの自在バイスたちに頼んだりして複雑な角度の溶接作業なんかにも役立ったりします。
あると何かと役に立つ自在バイス。
山車製作においてもDIYにおいてもオススメですよ!

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