2015年の八戸三社大祭開催期間中、十六日町山車組の山車小屋がある長者まつりんぐ広場に八戸市職員互助会の山車がやってきました!
もちろん製作はご存知、夏坂和良さん。
八戸市職員互助会の山車小屋はフェリー埠頭の近くにあり、2011年には津波の被害も受けた場所です。
中心街からは少し遠いため、スムーズに展示場所や出発地点に迎えるよう期間中だけまつりんぐ広場にお泊りすることになりました。
7月31日、前夜祭の日の早朝。
製作関係者にはおなじみ日通の牽引車に惹かれてその山車はやってきました!
入庫完了!
ちなみにからくり屋永匠堂はこのとき自宅で熟睡中。立ち会った人から写真をもらいました。
普段では見ることのできない、十六日町山車組と八戸市職員互助会の2台の山車が並ぶ光景です。
製作期間中、長者まつりんぐ広場には鍛冶町附祭若者連、十六日町山車組、糠塚附祭組の3台の山車が収められていて、どの山車組も山車を囲むように作業スペースをとっています。
十六日町山車組の作業スペースは以前の記事でもご紹介しました。
しかし作業スペースを片付けると、八戸の大型の山車でも1台分のスペースに余裕で2台の山車が入るんですね。
今年は十六日町山車組も八戸市職員互助会も中央に滝が大きく配置されているので、並んで写真を撮ったらかっこいいだろうなぁなんて思っていたのですが、さすがに仕掛けを広げるほどのスペースはないので、2台の山車の全開状態は撮影することができませんでした…。
うーん残念。
てことでからくり屋永匠堂は閉じた状態の八戸市職員互助会の山車をいたるところから撮影します。
今年の題名は
「北方の神 毘沙門天邪気を誅す
~北行義経を守護する~」
主役背景起き上がり(バッタンコ)の見返し側には
「ユネスコ無形文化遺産登録祈願」
の文字。
荒々しい鬼たちを退けながら
毘沙門天の守護のもと北へと進む義経。
豆助もお手伝い!
!?
なにやら十六日町山車組の山車にもお友達が遊びに来ています。
そして前夜祭開始時刻が近くなってきた夕方、八戸市職員互助会の山車は市役所前のほうへ展示ですので少し早めに出発です。
側面もびっちり金具で飾られていて豪華ですね!
こうして2015年の八戸三社大祭の開催期間5日間、十六日町山車組と八戸市職員互助会の山車は仲良くルームシェアすることとなりました。
八戸市職員互助会のこの山車、このあと審査においてみごと秀作に輝くこととなるのですが、山車の全開状態はまた別の機会にでも。
夏坂和良さん、互助会の皆さん、市役所人事課の皆さん、お世話になりました。
また来年もよろしくお願いします!
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