まだ妻の車しかタイヤ交換していないからくり屋永匠堂です、こんばんは。
まあまだ本格的に積もったりしないでしょ。
しない…よね?

やればすぐなんですけどね…。
さてさて!
軽米秋まつりの様子のご紹介。今回はお通りでの前半3台の山車をご紹介します。
台風直前、秋晴れの中でスタートした軽米秋まつりの様子をご覧ください。
2017軽米秋まつりシリーズ
- 2017軽米秋まつり① 本町新栄団山車完成までの様子 秋の夕日に照らされ山車作り
- 2017軽米秋まつり② お通り前半の3台 台風直前秋晴れのスタート
2017軽米秋まつり
お通り・前編
先頭は軽米秋まつり名物
猿田彦の人形山車
さあ始まりました2017年の軽米秋まつり。
台風が目前に迫っているにも関わらず、からっと気持ちいい秋晴れの中でスタートです!
太鼓の音とともに近づいてきた行列の先頭は、軽米秋まつり名物のこちら。
猿田彦命立像。
軽米秋まつりでは神社行列の先頭を、高下駄を掃いた猿田彦に扮した人ではなく、巨大な猿田彦人形が山車のような形で練り歩きます。
看板には文政十一年とあります。
文政十一年ていつ頃だろう?と調べてみたら、1828年、葛飾北斎や歌川広重が活躍していた時代みたいですね。
シーボルト事件があった年で、大塩平八郎の乱の約10年前、遠山の金さんがまだ若く、お奉行さんになる前のようです。
この天狗、けっこう歴史のある人形なんですね。
さてそれでは、現代の人形山車を見ていきましょう!
【下新町大正団】
題名不明
見返し:福徳円満 七福神
最初に来た山車は下新町大正団の山車。
すいません題名確認できませんでした。
下新町大正団の山車は、回転引き出し中断上段を備えた八戸三社大祭で主流となっている形の仕掛けをフル装備する軽米で唯一の山車です。ダントツでかいです。
制作協力は八戸の売市附祭山車組です。八戸三社大祭の売市の山車を、サイズの異なる山車に見事に再現していますね!これはこれで逆に難しいような気がします。
なかなか電線多めの軽米の街なかを、慎重に仕掛けを上げ下げして通っていきました。
上新町団
三上山大百足
見返し:俵藤太と龍神
続いての登場は上新町団、立派な波山車です!
制作協力は八戸の下組町山車組。やっぱり波の盛り付け方がすごいですね!
主役部分の一段せり上がりで、波間から主役が登場する仕掛けです。
主役の顔の隈取がすごいですよね!
大町協誠団
加藤清正 大虎退治の躰
見返し:熊本城 稲荷明神
次は大町協誠団で加藤清正!ものすごくかっこいい山車ですね!
制作協力は八戸の朔日町附祭です。
今年の八戸三社大祭で優秀賞に輝いた山車組が制作協力しているとあって、サイズが制限された山車の上で見事な構図になってますね。うーんかっこいい。山車サイズを感じさせない豪華さです。
朔日町附祭の山車は軽米秋まつりと日程がかぶる、おいらせ百石まつりに貸出があります。なので朔日町附祭では軽米秋まつりのためのオリジナル題材を作っているそうです。
仕掛けは主役周りの一段せり上がり。
昨年までは大太鼓を前向きに2台並べていましたが、今年は1台後ろ向きになりましたね。虎がでかいですもんねー。
さあ次回は後半の3台をご紹介します。お楽しみに!
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