中国拳法に熱くなっている息子の容赦ない突きがたまにクリーンヒットして悶えるからくり屋永匠堂です、こんにちは。
生身の父ではなく、我が家で一番忍耐強いと言われる通称「パンチくん」を相手にしてほしいものです。

さてさて。
十六日町山車組では山車製作が本格始動。
その中でもスタートダッシュが最も必要とされる大工班が奮闘中です。
十六日町山車組
見返しの建物リフォーム中
今年の大きなテーマの一つ
見返しの刷新
昨年、十六日町山車組では側面の壁をリフォームしました。
長年見返しの背景はあまり変えずに使ってきた十六日町山車組。
ときには歌舞伎、ときにはおとぎ話、そして昨年は中国もの。
そんな多岐にわたる表現の背景を陰ながら飾ってきた建物ですが、今年とうとう新規で作り直すことに決定しました。
改造は破壊から
さあまずは
ぶっ壊します!
ぶっ壊すと言っても廃材の後処理のことを考えて丁寧かつ豪快に、長年使用してサビサビだったり塗料で溝の埋まったビスを抜き分解していきます。
こうして着手から数日のうちにはすっかり更地に。
建物のあった場所の傷んだ床面も張り替え、ここから新しい壁を再建開始です!
機能と装飾を兼ね備えて
さあそこからさらに数日。作業はいっきに進んでいます。
山車台車床面の微妙な歪みを修正しつつ、十六日町山車組の大工オオホリさんがほぼひとりで作業を進めています。
昨年新作した側面の壁と同様に、見返し側面の壁も丸い柱を採用しました。
この建物の中が山車に備え付けの物置となり、さらに外側は彫刻で飾るスペースとなります。
こちらもなるべく豪華に飾っていきたいですね!
そしてこの建物、中をウォークスルーできるようにして屋上に足場を作る計画になっています。
これでいままでとても苦労していたパタンコ取付作業も安全かつ楽になるはず。
完成が楽しみです!
順調に進行中
こうして順調に進行中の見返しの建物改造計画。
間もなく紙貼りの行程に入りそうなところまで来ています。
生まれ変わった見返し背景とその活用方法の公開をお楽しみに!
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