特大龍の発射台 番外編


こちらの記事のおまけです。

 

実はこの特大龍、構想当初の相談で

「首をユラユラ左右にスイングしたらかっこいいよね。」

なーんて意見が出ていました。

 

いやいや無茶いいなさんなとか言いながら山車作りがスタートし、特大龍も段々と形が出来上がっていきました。

そして仮位置決めの後、本取り付けのための軸を作成する段階で、角度の調整機能を持たせつつ試作的にできたからくりがこれ。

 

 

軸が異常に揺れているのは、そのへんにあった人形立てに固定して実験したからです。

この動画だと少しわかりにくいですが、中央部分では少し下向きになり、左右の端にいくと少し上向きになります。

手動スイッチでの動作と、数秒に一度自動で動くようタイマーでの動作、どちらもできる仕様です。

実装するかどうかは別として、一応作ってみました。

 

ところが実際に取り付けてみようとすると特大龍の重量が半端じゃない。

スイングどころか中段ごとぶっ壊れると判断してのスイング装置の使用は断念

角度調整機能だけを残して無駄な部分は撤去し、純粋に固定のための軸として使うことにしました。

 

お隣の鍛冶町の方々には

「お神楽さん作ってんのか~?」

なんて言われました。

 

いつか陽の目を見ることがあるかわかりませんが、からくり屋永匠堂によるスイング装置試作機のご紹介でした。

 

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