先日行われた十六日町山車組の手斧立てが終わった後、一部のメンバーで2次会的に行った居酒屋で「高カロリーメニュー」というコーナーがありました。
オーダーを取りに来たお店の人に
「ここにあるの全部ください。」
と言った十六日町山車組の人形師・松橋さんはやはりすごい男だと思ったからくり屋永匠堂です、こんにちは。
そんなことしてるくせに健康診断の結果を異常に気にするんですよ?
しかもそのあと寿司屋にも行きました。

さてさて。
東北六魂祭について、実行委員会が概要を発表し新聞やネットニュースなどはその話題でにぎわっていますね。
2016年の東北六魂祭は最終回と発表されていることもあり全国的に注目されてるんでしょうねー。
そしてとうとう八戸三社大祭の山車がパレードに参加することも大きく報じられています。
このブログでも東北六魂祭についてや出場する長横町粋組の製作風景を以前ご紹介しました。
各紙の報道を見ると記事のタイトルに「八戸三社大祭も特別参加」とつけているのは、東北六魂祭実行委員会が発表した言葉をそのまま使っているからだと思います。
しかし新聞社によって報道の仕方がいろいろあるなー、と思ったので紹介します。
東北六魂祭について新聞各社の報道
東奥日報
東奥日報は青森市の鹿内市長の写真を掲載していますね。
本文は簡潔に要点だけを伝えています。
地元紙なのにここはさらっといきましたね。
今まで最新情報があるたびにこまめに記事になっていたので、概要が発表されても東奥日報としては特に新しい情報がなかったんじゃないかと思います。
では次を見てましょう。
読売新聞・産経新聞
この2社は本文のみで写真掲載はありません。
記事の内容も他社のライターが書いたものを掲載しているようで書き方が似通っています。
しかし地方版とはいえ全国紙のこの2社が取り上げることから、東北六魂祭への注目度の高さがわかりますね。
毎日新聞
毎日新聞は2015年の類家山車組の山車「ユネスコ文化遺産登録祈願 八戸三社大祭 七福神の山車づくり」の写真を参考画像として掲載していますね。
何かの記事の使い回しでしょうか。
前夜祭で撮ったものらしいですから撮影時点でその年の審査結果はわからないとは言え、この時点で8連覇中の(次の日には9連覇となる)吹上山車組の写真じゃないのも少し不思議な感じがします。
これはきっと撮影した記者の趣味でしょうね。
夏坂和良さんが手掛けたものですから本当に立派な上に、題材もびっくり発想なすごい山車でしたもんね!
河北新報
さて問題の河北新報です。
!?
意味がわかりません。
なぜ十六日町山車組の写真を…!?
まあこれも上で言ったように記者の趣味なんでしょうけど、十六日町山車組の山車製作メンバーとしてとてもありがたい気持ちはありますが、それ以上に「なんで????」のほうが強すぎて(笑)
昨年の八戸三社大祭でこの写真を撮ったカメラマンと、東北六魂祭の今回の記事を書いた記者さんは十六日町山車組の山車「鳴神~盟い破れて鳴る雷と化す~」を気に入ってくれたと受け取っていいのかな…?
改めて河北新報の記者さんありがとうございます!
記事本文は具体的な数字を上げて丁寧に書いてありわかり易い内容ですね!
(十六日町山車組の写真を使ったからヒイキしてるわけじゃないですよ。)
長横町粋組の写真は本番までおあずけ!?
てことで各紙で東北六魂祭について報道されていますが掲載された写真は類家山車組や十六日町山車組の山車でした。
河北新報は東北全域の新聞ぽい雰囲気を醸してますがぶっちゃけ宮城の新聞ですし、毎日新聞は全国5紙に数えられる完全な全国紙ですから「三社大祭の山車」としてどれか載せておけばいいかな的な考えだったとは思います。
しかしここは地元紙でもあり一番事情や詳細がわかっている東奥日報にがんばって欲しかったですね。
会見する鹿内市長の写真をチョイスしちゃったかー。
長横町粋組の歴代の写真色々持ってるだろうになあ。
紙面で長横町粋組の山車を見るのはは東北六魂祭までおあずけってことになりそうです。
2016年の東北六魂祭において、八戸三社大祭の山車・長横町粋組の山車がどのように写されてどのように記事にされるのか、楽しみですね!
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