本日「安全安心プロジェクト」という名前で
はちのへ山車振興会と八戸自動車協会主催の会合がありました。
からくり屋永匠堂は十六日町山車組の代表の一人として参加しましたが
趣旨としては山車の運行について安全性を高めようというものでした。
これは今年の1月に東奥日報で紹介された
「三社大祭山車運行マニュアル整備」という計画の一環だと思われます。
以下が東奥日報で紹介された記事の一部です。
(残念ながらからくり屋永匠堂は全文を見ることができませんでした。)
八戸三社大祭(7月31日〜8月4日)の山車組でつくる「はちのへ山車振興会」は2013年度、「山車運行マニュアル」を整備する。山車の制作から運行まで、場面ごとに想定されるトラブル事例の対処方法を明示し、安全・安心な祭りの運営に努める。 29日夜、八戸市の八戸グランドホテルで総会を開き、13年度事業計画を決めた。 近年、山車の大型化・重量化に伴うトラブルが発生。12年度の祭りでは、山車の機械故障で行列が遅れる場面もあった。マニュアルは12年度の祭り期間前に策定に着手したが、同年度の運行には反…
まあ会合の内容と今後の取組としては
自動車協会も協力すっから
山車の台車と仕掛けについて
安全性を高めていこうよ!
という内容だと感じました。
で、具体的に何をするかというと・・・
- 各山車組の山車について、整備担当業者を定める
- 整備担当業者は山車組からの指定があればそちら、ない場合は自動車協会が割り振り
- 山車組の担当者立ち会いのもと、整備担当業者による山車の安全点検
- 安全点検は無料(自動車協会からの無償提供)
- 点検結果について不安全な部分があり対処が必要な場合、山車組と整備担当業者で協力して対応しましょう
ってな感じのことでした。
会場でもなんだか山車組に対する規制的なものかと感じてるようなささやき声も聞こえましたが
おめーらの山車に危険なとこがないか
強制立入検査して危険箇所ありとみなした場合は
ただじゃすまさねーかんな?
みたいなことは一切ありませんでした。
てかむしろ山車振興会から自動車協会へ協力を要請し
何か大きな事故やトラブルがあって
市民や警察、行政などから批判や規制される前に
手を打っておこうってことなんじゃないでしょうか。
今日の説明であった通りの流れでコトが進み
趣旨が曲がったりズレたりしていかない限り
からくり屋永匠堂はとてもいいことだと思います。
事故などがあって祭りが台無しになっちゃあもったいないですからね!
皆で協力して三社大祭を
伝統があるけど革新的で
派手だけどおもむきがあって
厳かだけど盛り上がる
そんな祭りにしていけたらと願います。
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