三社大祭本番前、最後の土日が来ます!
八戸の各山車組にとって勝負の土日となるのではないでしょうか?
さて十六日町山車組も勝負の土日ではありますが
本当の勝負は土日を通り越して月曜と火曜、29日と30日になりそうです。
からくり屋永匠堂は仕掛けに関する部分は一段落し
残りの4日間は人形、飾り、花などの取り付け担当です。
十六日町山車組では人形や花、
あと今年は龍の取り付けもほとんど鉄を使ってますので
最後まで大忙しです。
あと4日、だいたいの配置とポーズを決めておいた人形を一度取り外し
人形には顔と衣装がどんどんついて
山車の上に再配置されていくわけですが
山車製作関係者の中ではちょっと有名な十六日町山車組の人形の顔。
「生きているよう」「本物の人間かと思う」とよく評されます。
今日はそんな十六日町山車組の大きな武器であり
山車の命とも言える人形の顔をご紹介。
美人さんでしょ?
こちらは歌舞伎の演目で「京鹿子娘二人道成寺」の白拍子花子の顔。
今年の見返しの華となります。
白拍子の衣装も、衣装担当の見せ場の一つです。
隈取がかっこいいですね!
こちらはまだ髪のついてない状態の顔です。
どんな髪がついて、どこに配置されるかは前夜祭でのお披露目までお楽しみ!
もっと色んな顔がありますがそれはまた今度ご紹介ということで。
これらの顔を、十六日町山車組の人形師マツハシさんが
ほぼ一人で毎年作っています。
三社大祭の人形山車をご覧になる際に
全体の派手さだけでなく
人形一体一体の顔や目の光にも注目してみると
もっと三社大祭が楽しくなりますよ!
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