息子から父の日のメッセージとして
「おまつりの だしをつくっていて かっこいいおとうさん だいすき」
と書いた手紙を渡されてむせび泣きそうになったからくり屋永匠堂です、こんばんは。
また一生の宝物が増えました。

さてさて。
先日、六日町附祭若者連の今年の題材について書きました。
題材からして今年の山車の要になると思われるのは「橋」ですよね。
てことで気になる橋を見せてもらいに行ってきましたよ!
六日町附祭若者連の今年の山車の要
山車小屋はご近所
十六日町山車組の山車小屋がある長者まつりんぐ広場から歩いて5分かからない程と、六日町附祭若者連の山車小屋はご近所なのでよく遊びに行ったり来たりしています。
長者山新羅神社の近くにお住まいの方は、まつりんぐ広場と六日町附祭若者連の4つの山車小屋を定期的に見て回って山車の出来具合を確かめるのが日課、なんて方もいるようです。
ちょうどいいお散歩コースですね。
小屋の中ではこんな作業中
小屋の中に「お疲れ様でーす!」と入って行くと、中から響いてくるモーター音。
何かを削っているようです。
山車の脇を通って奥まで行くと…。
デッカ!?
これは擬宝珠(ぎぼし)ですねー。
「橋の欄干の玉ねぎ」です。
電動ドリルにスタイロを固定、簡易旋盤として削りだし作業をしている最中でした。
ものすごく楽しそうに。
それにしてもこの擬宝珠、デカいですね!
山車の上には
さあそれでは山車の上を見てみましょう!
せーの!
ドーン!
ドドーン!
本体のデカさはさらにインパクトが凄い!!
山車全体に大きな橋を建設中でした。
しかもかなり本格的。
と思ったら普通に歩いて渡れる強度だそうです!
それもう本物の橋じゃないですか…。
さすが六日町さん。
やるなら半端じゃないとこがかっこいい!
それから数日後…
上の写真の数日後にまたおじゃましてみると。
橋の下に人影が!
「徹夜して一人で紙貼りしてましたよー。」
と、ばっちり家で睡眠をとってきた感たっぷりのクマノくん。
橋の下からいい笑顔!
そして橋の上側は…。
おお!
擬宝珠もしっかり装着されてますね。
立派な橋の全貌が見えてきました!
紙貼一筋 魚町
それにしても橋がデカいだけに紙貼り面積も相当ありますねこれ…。
しかしそこは「紙貼一筋」と書いたTシャツも作ってしまうほどの「魚町」こと六日町さん。
毎年恐ろしい量の糊を作るそうですから、この端の紙貼りも苦にならずにやっちゃうんでしょうか。
ホワイトボードに山車絵
山車小屋のホワイトボードに謎の山車絵を発見!
上手いしかっこいいし!
これを見たからくり屋永匠堂はピーンときました。
これはきっと
名のある御方
の書いた絵です!
間違いない。
そして心のなかで思いました。
「こんな上手に書いて角印ぽいマークまで入れるなら紙に書けばいいのに…?」
しかしそこは六日町さん。
いつでも消せるホワイトボードに書くことで山車作りにおける「風流」を表しているんですね!
さすが名のある御方。深い…!
人形が楽しみ!
このドデカイ橋の上に、どんな表情をして、どんな衣装を着て、どんなポーズをして、どんな配置で人形が乗るのか本当に楽しみです!
義経と弁慶の対峙の構図を考えるだけでワクワクしますねー!
八戸三社大祭の山車製作期間、残り40日程となりました。
ここから六日町附祭若者連の山車がどうなっていくのか。
一緒に楽しみにしましょう!
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