先日湯船に浸かったまま寝てしまったことを書いたら、十六日町山車組の製作責任者松橋さんから
「俺なんて銭湯でさえ寝ちまったぜ…フ…。」
と言われたからくり屋永匠堂です、こんにちは。
さすが松橋さん、ワイルドっす!

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さてさて。
2016年の八戸三社大祭まで残り1ヶ月となりました!
なりました…。
なってしまいましたねー…。
うーん早い。
てことでいい加減というかなんというか遅ればせながら十六日町山車組の山車題名発表しますね。
2016十六日町山車組の山車題名
なぜこのタイミングかというと
えーとタイトルの通り題名発表なんですが別に隠そうとかそういうことは一切なくて、なんでこのタイミングになったか言い訳しますねっていうかさせて下さいお願いします。
結構前から一部では「三国志」ネタでいこうという話になってたんですが今年度の山車組体制会議や手斧立てでの題材発表会を乗り越えてさらに観光コンベンション協会に「山車のあらまし」に正式タイトルを記入して提出しそこまで問題なかったら完全に決定ってことで発表しようという話になってたら東北六魂祭が青森だけじゃなく東北全部なによりからくり屋永匠堂の中で物凄い盛り上がってしまってこのタイミングで十六日町山車組の題名なんて発表しても六魂祭の盛り上がりに水を差すだけだと思って終わるの待ってたらいつの間にかある新聞社の取材が十六日町山車組に来て次の日の朝にはデカデカと題名が公表されていてびっくりしたので慌てて発表!
みたいなゴテゴテな流れです!
題名発表!
ということで、発表します!
【八戸三社大祭2016】
十六日町山車組の山車題名
「 三国志・孟獲伝
~蜀に挑みし護郷の決意~ 」
今年は中国が舞台。
三国志の中でも異色の英雄「孟獲」(もうかく)が主役です!
孟獲を英雄として
背景となる物語は下記の通り。
中国・漢の時代、全土に群雄が割拠し覇を争う。そして多くの英雄と無数の伝説が生まれた。しかし勢力は魏・呉・蜀の三国へと収束していく。この動乱の物語を三国志と言う。
蜀の南方、雲南の地の王・孟獲はこの三国勢力に従うをよしとせず、独立の道を目指す。これを蜀は反乱とみなし、ここ雲南に蜀の大軍が押し寄せる。
-故郷を護る- この決意を胸に、孟獲率いる南方の連合軍は決死の戦いに挑むのであった。
山車のあらまし「山車の概要」より
三国志をご存じの方なら「孟獲」と聞くと「こりないやられ役」とか「南の蛮族の王」をイメージする方が多いかもしれませんが、実は孟獲さん現在の雲南省あたり、昔から雲南という地名でしたがそこらの地元じゃ故郷を護るため戦った英雄として伝説が残っています。
今回は「蜀から見た南蛮征伐」ではなく「大軍から故郷を護ろうと立ち向かったヒーロー」という目線で、敵わないとわかっていながら決死の覚悟で最後の決戦に臨む孟獲率いる連合軍が主人公側。
孟獲を英雄として
なるべくかっこよく表現したい!
というのが目標の一つです。
もちろん猛獣部隊も登場
そして孟獲軍として猛獣部隊も登場!
この猛獣たちは以前にも写真を載せたりしてますから結構皆さん題材については気付いてる方多かったと思います。
色んなところで「南蛮征伐?」とずばり聞かれましたからバレバレでしたね(笑)
迫り来る猛獣たちを荒々しく獰猛に表現できるよう配置できるかも今年の題材の目標の一つ。
うまく配置できるか苦心中です。
さあ行け!孟獲軍!
十六日町山車組の表現する孟獲軍。
人形がどんな表情をしてどんな格好で立ち、動物たちがどんな配置になり、山車の各部にどんな配色がなされ、どんな雰囲気を醸した山車になるのか。
山車全体を中国風にアレンジしたことや刷新した側面の壁、中国飾りや彫刻なんかも注目して欲しい点です。
あ、それと地味だけど工夫した新しい仕掛けも。
今年の十六日町山車組の山車、お楽しみに!
え?山車絵?
「もうちょっとでできる!」そうです。
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