八戸三社大祭は平成16年に国の重要文化財(正確には重要無形民俗文化財)に指定されました。
次はユネスコの無形文化遺産への登録を目指そうという動きが本格化するみたいです。
これに合わせ「文化遺産を活用した地域活性化位事業」という計画が、あおもりデジタルアーカイブ・コンソーシアム(略称:ADAC)により推進されるようです。
その一環として、まずはADACのインフォコム事務局が三社大祭にまつわる写真を集めているようです。
重要なのはここ。
お預かりした資料(古写真、過去の記録等)は~インターネット上で第三者が検索し、デジタルデータを閲覧できるようになります。
現在では限られた人しか目にすることができない三社大祭の過去の記録や写真を、いつでも誰でも見られるようにしよう!という計画です。
これは素晴らしい!
個人的にかなりの量の写真を所蔵している人はいるはずですが、八戸の神社や山車組、消防団、写真屋さんなどが協力してそれらを持ち寄れば、かなり貴重な写真なども出てきてすごい資料集が出来上がると思いますよ!
一部の山車マニアたちにはヨダレモノですね。
また八戸三社大祭にまつわる資料も、個人所有のものは保存状態や所有者の相続により劣化したり紛失したりなど、どんどん失われていってるのではないでしょうか。
これをデジタルデータ化して保存、しかも公開することは、歴史的に貴重な資料の喪失に歯止めをかけ、次世代にしっかりとその伝統を絆いでいく、八戸三社大祭300周年を目前にとても意義のあることだと思います。
ということでからくり屋永匠堂はもちろん、十六日町山車組としても喜んで協力させていただくことにしました。
といってもからくり屋永匠堂は古い写真とか持っていないので、十六日町にある旧写真屋さんが所有する資料整理の手伝いや、こうしてここで広報活動するくらいしかできませんが・・・。
恐らく八戸三社大祭に参加している27山車組全てが、その意義を考えれば進んで協力することと思います。
また個人の方からも広く募集しているようですので、お持ちの方は上記チラシのADAC事務局までご一報を!
そしてこの事業とは別問題となりますが、平成28年に行われる審議を経て、八戸三社大祭がユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」へと登録されることを祈願いたします。
八戸三社大祭をユネスコ文化遺産に!
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