十六日町山車組の山車小屋には「うまい棒」が常備されていますが、やさいサラダ味を食べても野菜不足の解消にはならないことに気付いたからくり屋永匠堂です、こんばんは。
さて、八戸市中心街では八戸七夕まつりが開催されているこの3連休。
八戸三社大祭の山車製作においては勝負の3日間となります。
しかし今年のこの3連休なかなか天気に恵まれず、七夕祭りの方も歩行者天国やイベントが中止になったりしています。
そして山車製作においてもこの3連休で一気に進めたい山車組は多いはずですが、こう天気が安定しないとなかなか作業が捗らないかと思います。
からくり屋永匠堂が参加している十六日町山車組では、6月の時点で主役背景起き上がり、通称”パタンコ”の取り付けを7月18日土曜日、3連休の初日に予定し作業を進めてきました。
しかしまさかの台風接近。
強風と雨を心配しつつ台風が通過することを祈りながら作業を進め、7月18日には目標通りにパタンコを完成することはできました。
十六日町山車組、完成した今年のパタンコはこんな感じです!
お経、雷、そして雲!
仕掛けが上がり切ると、この中心に主役の鳴神上人が位置するようになります。
こうしてパタンコは完成しましたが、昼過ぎから豪雨が襲来。
十六日町山車組を含め長者まつりんぐ広場に山車小屋がある3山車組も、山車を濡らさないようにシャッターを閉じて雨が止むことを祈ります。
そして夕方、さすが日本の気象庁!予報通りに雨が弱まります。
さあ今だ!とこのタイミングでパタンコの取り付けを決行!
いっけいけー!
とはいかずにゆっくり慎重にクレーン操作するからくり屋永匠堂と、高所作業するオオホリさんとモリフミくん。
そして製作責任者のマツハシさんが玉掛け、誘導、コムカイさんとユウトくんが介添えロープ、あとのメンバーは山車が外に出ている間に小屋の中の大掃除。
実は今年、高所での作業をより安全なものとするべくパタンコ専用の吊具を製作し実戦投入してみました。
ところがこれが、吊るところまでは良かったのですが取り外す段になって思ったようにうまくいかず、結構手間取ってしまいました。
うーん悔しい。そして高所作業していた2人に申し訳ない。
来年は完璧に仕上げ、楽にパタンコの取り付け、取り外し作業をしてもらいたいと思います。
さて、そんなこんなでパタンコの取り付けが事故や怪我なく無事終了!
雨も再び降ることはなく、予定通りの日程でパタンコを取り付けられたことに安堵する十六日町山車組の製作スタッフ。
山車にパタンコのついた状態がこちら!
あまり見ることができない、仕掛けは全部畳んでいるのにパタンコだけが起きている状態です。
こうして山車製作におけるビッグイベント、パタンコの取り付けを勝負の3連休初日に完了させた十六日町山車組。
最終日には肉を焼く!という目標はまだ見えています!
ここからどんな仕上がりを見せるのか。
そして本当に最終日に肉を焼けるのか!
そのとき焼く肉はグラム300円を超えるのか!
様々な不安と期待をはらんだ勝負の3連休。
まずは順調な滑り出しです!
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