さてさて、今回はからくり屋永匠堂が愛用している靴の話。
山車作りも含めて普段の作業でも履いている安全靴。
むしろちょっと出かける時なども普段履きしている安全靴。
それがこちらです。

[ディアドラユーティリティ] 作業靴 スニーカー EM213 EM213 ブラック&ホワイト&レッド(ブラック&ホワイト&レッド/25.5)
ディアドラ エミュー EM-213
先日まで履いていたこの靴、あまりにボロボロになったので引越しの際にゴミに出し、新しいものを買いました。
山車作りにはいい安全靴を
山車作りでは運動性も大事
からくり屋永匠堂は溶接をするので通気性重視のメッシュ素材だとすぐ穴が空いてダメになってしまいます。
また足首まであるハイカットのほうが熱い火花が入ってこなくて安心。
しかし山車作りではひたすら溶接ばっかりしてるわけでもなく、高いところに登ったり台車の下にもぐったりと色々なことをするので、ただひたすら頑丈な安全靴では逆に危険になってしまいます。
これらのことを克服できる安全靴を長年探し求めた結果、辿り着いたのがこの安全靴でした。
価格はちょっと高め でも2倍以上長持ち
価格は8,000円前後と、ホームセンターやワーカーショップで安く売っているものに比べれば少し高めのこの安全靴。
しかし、甲被は牛クロム革と人工皮革を組み合わせ丈夫さと弾力性を両立しています。
またつま先にはラバートゥガードが付いていて牛革製品の弱点「つま先がボロッボロになる」のを防止。
からくり屋永匠堂の体感では4,000円前後の他の安全靴に比べ、ゆうに2倍以上は長持ちしています。
ディアドラ(DIADORA)とは
ディアドラ(Diadora )は、イタリアのスポーツ用品メーカーである。1948年に登山靴メーカーとして創業した。 現在は世界75カ国以上でサッカー、テニス、ランニング、サイクリング、モータースポーツ、ライフスタイルなどあらゆるジャンルを展開する。また、「ディアドラ・ユーティリティ」ブランドで安全靴なども展開している。マルチェロ・ダニエリによって創業された。
企業名となっている「DIADORA」は古代ギリシャ語で「神より賜れし至上の贈りもの」という意味である。引用:ディアドラ – Wikipedia
サッカーやってる人なら知ってますよね。
またモータースポーツの世界では最近バイク用のレーシングブーツを作っていますし、ピットクルーの安全靴なんかでも20年以上前から流行っていました。
ディアドラの安全靴やワークウェアなんかは「ディアドラ・ユーティリティ」として独立したブランドになっているようです。
ディアドラ・ユーティリティの公式ホームページはこちら。
SHOESのページを開くとめちゃめちゃカッコイイ安全靴がズラッとあります。
アイコンモデルなんかはヤフオクで高額取引されていたりしますよね。
そして最近ではホーマックでも売っているのを見かけました。
では開封!
さて前置きはこれくらいにして。
開けます! パカッ!
美しい…!
ソールはこんな感じ。
Anti-slip SOLEと名付けられた耐滑ソール。靴のテスト基準の一つ「耐滑区分」で最高の5ランクらしいです。
日本の安全靴規格も合格。
ちなみにからくり屋永匠堂は、普段の靴だと4E(EEEE)でないと幅が狭く感じたりするのですが、この靴は3E(EEE)でもちょうどぴったりです。
さて紐を通します。
しかしこれでは紐が長すぎて危ない。
そこでチョッキンです。
しかしこのままでは紐の先端がどんどんほつれていってしまいますよね。
そこで先端に電気工事でよく使う収縮チューブを被せて…。
炙ります。火事に気をつけて。
これで安全な長さになりました!
靴自体の色が赤×黒×白なので赤い靴紐の先端が黒い収縮チューブでも違和感ありません。
こうして何足目か忘れちゃいましたが、また新しいディアドラエミューを実戦投入です。
今年の山車作りも、この安全靴とともに高いところに登ったり、台車の下にもぐったり、鉄を炙ったり肉を炙ったりしたいと思います。
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